年賀状と縁起物
2008 年 11 月 13 日 木曜日今年もそろそろ年賀状の季節が近づいてきました。
そんな中年賀状を制作するにあたって、みなさんはどんなイラストなどを利用するでしょうか?まず思い浮かぶのは、来年はねずみ、と新年の干支なのではと思いますが、その他にはやはり色々な縁起物があるのではと思います。
年賀状らしい縁起物としては、鏡餅、竹、宝船、俵、鶴、招き猫、梅、獅子舞、羽子板、鯛、凧、七福神、扇、松、初日の出、だるまなど様々ですが、縁起物を大きく区分すると、正月飾り、正月の食べ物、正月の置物、正月の風物詩、正月遊び、冬の物、人物などになるのではと思います。
また年賀状には新春の植物などもお馴染みだと思います。
中でも福をもたらすとされお正月にとても適している七福神は、日本で信仰されている七柱の神様です。
その七柱とは恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁才天、福禄寿、寿老人、布袋ですが、この室町時代から信仰されているとされる神々は、インドのヒンドゥー教(大黒、毘沙門、弁才)、中国の仏教(布袋)、道教(福禄寿、寿老人)、日本の土着信仰(恵比寿)が入り混じった神仏習合から成る、日本的といえる信仰対象だそうです。
中でも恵比寿は、蝦夷の別称で、外来のものを意味する事もあり、日本の神ですが、恵比須、夷、戎、蛭子、胡、などとも書きます。
呼び方にはえびっさん、えべっさん、おべっさんなどがあります。
現在では七福神の一員としてのイメージが強いですが、それは中世以降の信仰で、本来の由来はとても複雑だそうです。
えびすを称する神というのは複数あって、イザナギ、イザナミの子である蛭子命(ひるこのみこと)か、大国主命(大黒さん)の子である事代主神(ことしろぬしかみ)とされる事が多く、同じえびすを祀る神社でも場所によって神が異なるそうです。
七福神はおめでたい存在とされ、七福神めぐりを行ったり、正月に枕の下に七福神の乗った宝船の絵を入れておくと良い初夢が見られるなどとされています。
七福神に限らずその他色々ある日本の伝統的な縁起物なども、年賀状に使用すると風情も出てとてもいいと思います。